~中高生等に対する進路指導場面で幅広く活用されるために
~大学生の科目や研究分野選びのために
大学進学に対する進路指導の一つの鍵は、学部・学科選び。各学部・学科で何が学べるか、卒業後どんな仕事につけるかは重要です。大学生にとっても同様なことが言えます。産業ニーズのある仕事はどんな仕事で、どんな知識・分野が必要になのでしょうか。
※この情報は、2015年1月に実施した、社会人42,339人(45歳までの最終学歴が高専・大卒以上)に対するアンケート等に基づいて整理しています。
アンケートは、主に経済産業省産業技術環境局大学連携推進室からの委託で、検討され行われ、文部科学省と共に開催された「理工系人材育成に関わる産学官円卓会議」などで公表されてきました。そこでのデータは、大学等に参考とされてきましたが、大学生の科目・分野選択や、中高生等に対する進路指導の場面も含めて活用され、産学の繋がりがより良くなるように、大学・大学生、中高生及び教員等を対象としたWebサイトの構築・運用や、イベントの開催等も通しても、継続的で発展的な啓発方法が求められてきました。
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Webサイト「みんなの教育」では、幅広いキャリア教育的視野に立ち、その情報を、大学生、中高生の興味・関心を喚起させるとともに、産業界の発展やニーズにも寄与できるように、提示し発展させていきたく考えております。
◆平成28年度産業技術調査事業(理工系人材を中心とする産業人材に求められる専門知識分野と大学等における教育の状況に関する実態調査)
◆仕事のマップ◆
〜「今の仕事」の種類の量的な人数分布を、表している。業界の種類<25業種・縦列>毎、職務内容の種類<25職種・横方向>毎で、全体625業職種で見ることができるようにした。
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以下は、マップで示した業界・業種と職務・職種に基づいて、必要な専門分野などを見ています。
全体は
A:各学科と仕事の関係の情報、
B:各仕事に関わる出身学科や、必要となる学問の情報、
C:各都道府県別に見た、仕事で必要な学問と出身学問のギャップなどの情報
で構成されています。
Aは本ページです。
Bはこちらから
Cはこちらから
1.各学部・学科は、どんな業界・業種に就いているか、職務・職種に就いているか ~45学科の出身者の仕事傾向
◆学部学科リスト
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◆出身学科別にみた現在の仕事(業種・職種)<45学科>
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→詳しくは下記ダウンロードしてください
2.各学部・学科の出身者は、大学に何を専門分野とし、今の仕事で、必要な専門分野は何か
〜45学科の出身者は、どんな分野を専門として大学では研究室やゼミで学び、仕事では何を必要としているか
・産学共通軸として考えられる265の専門分野を、90の専門分野に統合して、産業界のニーズと大学での提供している分野を示しました。
◆90の専門分野
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◆265の専門分野と90の専門分野との対応
◆出身学科別にみた出身大学での専門分野および業務で重要な専門分野
◆265の詳細学問を含み、学問分野別研究者数との比較をした集計表
3.就職3-5年後の仕事において、各学部・学科の卒業生は、どの学部・学科で学ぶのが有効と考えたか
〜就いた仕事の内容と学科での学びのマッチング度がわかる
◆a.マッチング度の高い学部・学科順
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◆b.文系・理系順〜仕事・学科マッチング度
◆c.学科別_業務に有効と考えた学部・学科の回答状況全体
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→詳しくは下記をダウンロードしてください
◆d.入った業界・業種別_業務に有効と考えた学部・学科の回答状況全体
◆e.就いた職務・職種別_業務に有効と考えた学部・学科の回答状況全体
4.(2の別ver)学部・学科系統で見た、大学出身者は、大学に何を専門分野とし、今の仕事で、必要な専門分野は何か
◆14学部学科系統別の学部出身者(大学院除く)は、どんな分野を専門として大学では研究室やゼミで学び、仕事では何を必要としているか
4-2.<参考>学歴・学位別「ゼミ・研究室で学んだ専門分野と就職先での必要な専門分野」の傾向
→上記を含め、詳しくは下記をダウンロード
<参考>大学のゼミ・研究室の専門分野別の出身者のやりがい、有効度等
つづく
B.産業界の各仕事から見る「大学の学部・学科」と「必要な専門分野 (vsゼミ・研究室で学んだ専門分野)」の傾向
C.都道府県毎の社会人の「出身の学部・学科」と「今の仕事、必要な専門分野(vsゼミ・研究室で学んだ専門分野)」の傾向
など