現在の「業務で重要」な分野に対して、今後の「事業展開・成長に重要」な分野として、人工知能など情報系の専門知識分野が重要になっていることがわかります。
業種や職種別に見ていくと「業務で重要」な分野が、「大学の研究室等での専門知識分野」との乖離していることもわかります。(高専卒以上の学歴を有する社会人5-6万人に対してのアンケートから)
出身の専門知識分野が業務に関連している人ほど、仕事へのやりがい(満足度)が高いことがわかり、また、業種別・職種別には、医療・教育系が中心の専門職が、関連度合いもやりがいが高く、続いて技術系、さらには事務系という傾向が見られます。一方、やりがいと年収レベルとの関係では、多少は見られるものの、知識と業務との関連度ほどではないことがわかります。(高専卒以上の学歴を有する社会人5-6万人に対してのアンケートから)
2016年と21年を比較すると、社会人が学びなおしたい分野が、それぞれの業種に関わりが強かった従来の分野が減少し、代わりに情報系、特に人工知能分野が増加している傾向が見られました。また化学系ではグリーン分野へのシフトが見られます。そもそもに大学の研究室等の専門知識分野と比較しても、情報系や経営系分野では、学びなおしたい方が高いことがわかります。(高専卒以上の学歴を有する社会人5-6万人に対してのアンケートから)
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