~情報関連人材の業務で重要な科目と学生の履修科目の比較
分析ツールは、4つのダッシュボード(※1)から成っています。
各ダッシュボードで分析できる主な内容は次の通りです。使い方次第でさまざまなことがわかります。
大学で提供される履修科目について、社会人の「情報関連人材」が業務を行う中で「重要」と考える科目の選択率と、大学生の履修状況(履修率)を比較(※3)し、ミスマッチを見ることができます。
社会の情報関連人材については業務領域別、職種別、業種別、出身学科系統別、最終学歴別に、大学生は学科系統別にフィルタをかけて見ることができるため、たとえば大学生やリスキリングやスキルアップを目指す社会人は、目指す職種や業界のニーズに対し、自分はどんな科目の科目の学びが足りず何を学ぶとよいかを考える参考になります。大学や企業は、どんな科目を提供すればよいかといったことを検討するのに役立ちます。
社会の情報関連人材が、業務領域、職種、業種、出身学科系統、最終学歴、それぞれどのような比率で構成されているかを見ることができます。各項目でフィルタをかけることで、見たい項目別に比率を見ることもできます。
社会の情報関連人材が「重要」と考える科目(情報系科目を中心に、通信や経営・会計科目など)について、その科目を重要と回答した人の、業務領域、職種、業種、出身学科系統、最終学歴別の比率を見ることができます。科目は1つではなく、3つまでの組み合わせでも見られます。
たとえば大学生や社会人は、自分が学んでいる(学びたい)科目や得意とする科目を使って活躍できる業務の領域や職種、業種を見ることができます。その科目を使って活躍する人の出身学科や最終学歴の比率を見ることもできます。
社会の情報関連人材が「重要」と考える科目を選択した社会人の出身学科系統と、その科目を履修した大学生の所属学科を比較することができます。科目は1つではなく、3つまでの組み合わせでも見られます。
たとえば「この科目は社会人は情報系学科出身者、理系学科出身者、文系学科出身者ともに『重要』と回答しているが大学生は情報系学科の学生しか履修していない」といったことがわかり、社会の情報系人材が「重要」と考える科目と、大学生の履修状況(大学のカリキュラム提供状況)のミスマッチを見ることができます。
※1ダッシュボードとは、搭載した様々なデータから複数のグラフや表などを表示できるツールのことです。ビジネスや研究をはじめ、さまざまな場面で活用されています。
※2ここでは、株式会社履修データセンター(RDC)が収集した、約12万人の学生から、「情報関連人材」が「業務で重要」として選択した科目を1科目でも履修した6,703名の大学生を対象に、「業務で重要」な科目の履修状況(履修率)を分析しました。
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